
日本人は古来よりキビやアワ、ヒエなどを食し、まさに主食の原点ともいえる雑穀ですが、食環境の変化に伴って、雑穀の生産量、消費量共に急激に減少し、食料自給率も大きく低下しました。この状況を憂慮し、日本雑穀協会は会員の皆様と共に、生産と消費の両面から普及に取り組み、国内での雑穀生産を増やし、雑穀を日々の食卓においしく取り入れてもらえるよう活動をしております。
生産面では、産地形成支援のための情報共有や連携などを行い、消費面では、セミナーや講習会、共同研究、出版物などを通じて、雑穀の必要性やすばらしさを広くアピールしていきます。
また、知識やスキルを持って活動できる雑穀のプロフェッショナルを育成する目的ではじめた資格制度は、受講者3,000名を越え、雑穀を取り巻く業界全体の意識や文化レベルの向上に大きく貢献しています。これからも講座内容を充実させて、多くのすばらしい人材を輩出していきたいと考えています。
雑穀に対する注目や市場拡大と共に、雑穀を生産、加工、販売などを行なう企業や団体も急速に増えてきております。目的達成のためには、雑穀だけに特化することなく、食、農業、環境に関係する団体など、広く協力・連携を必要としています。雑穀をひとつのきっかけとして、すばらしい未来を共に築く思いを共有できる、様々な分野の方のご参加をお待ちいたしております。
2009年7月
