分類|イネ科 ジュヅダマ属
原産地|東南アジア
(現在の主産地)
インド、ラオス、日本(富山県、岩手県、北海道、島根県、栃木県、福岡県など)
(名称について)
江戸時代までは、シコクムギ、トウムギなどと呼ばれていたが、明治以降、呼び方がハトムギにほぼ統一されている。
日本には江戸時代に中国から薬用として渡来。中国では古くから漢方薬や滋養強壮食として重んじられ、日本でも薬用、食用、健康茶用などに小規模に栽培されてきた。漢方の生薬名はヨクイニンで、美肌効果、新陳代謝の促進、利尿作用、解毒作用がある。雑穀の中でも独特の粉っぽく硬めの噛み応えで、素朴な雑穀らしさがある。精白した丸粒状のものが多く流通しているが、挽き割りされた状態のものも販売されている。
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『雑穀のある風景』(はと麦)